一刀石
いっとうせき (Ittoseki
【Z-NR001】探訪日:1989/12/9・2014/9/8
奈良県奈良市興ヶ原町
【MAP】
〔駐車場所〕
一刀石は、長さ約8m,幅約7m,高さ約2mの饅頭形の花崗岩で、巨石の中央に頂点から地上まで亀裂が入っていて、真二つに割れているという不思議な巨石である。天乃石立神社から少し奥にある。
言い伝えによると、柳生新陰流開祖の柳生宗厳が、ある夜、修行していると天狗が現れ、この天狗を一刀両断した感触があったので戦いを止めたが、翌日その場に見に行ってみると、そこには真二つに裂けた大岩があるだけだったという。