天ヶ谷の城平跡
あまがやのしろひらあと (Amagaya Shirohira Ruins)
【C-SZ028】探訪日:2015/10/23・2022/4/2
静岡県御前崎市新野1931
【MAP】
〔駐車場所〕 城跡東の神明神社に駐車場と説明板がある。
築城年代は定かではないが、室町時代後期に当地領主の高橋左近将監が築城したとされる。横堀や二重掘切など武田氏関与の遺構が見られることから、1574(天正2)年に武田勝頼が攻略した高天神城の後方支援として改修されたものと考えられる。
城は南北に伸びた丘陵に築かれ、北の主郭、南の二ノ郭と南北二郭から成る。主郭は南北に長く土塁が巡り、南に虎口を開いてさらに曲輪が続く。北尾根は堀切で遮断され、西下に横堀がある。二ノ郭は広く三角形状に削平され、主郭より面積も広いが加工度は低い。二ノ郭の南側には土塁で囲まれた枡形状の虎口があり、その先の東西に延びる尾根にはそれぞれに堀切が認められる。
【史跡規模】 |
【指 定】 |
関連時代 | 室町時代 | 戦国時代 |
---|---|---|
関連年号 | 1574年 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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高橋左近将監 | **** | 武田勝頼 | G433 |
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲神明神社東にある説明板
▲柏木広場方面の登り口から入る
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▲主郭北の大堀切
▲主郭北の堀切
▲虎口から主郭へ
▲虎口
▲虎口横の土塁
▲主郭東側の土塁
▲主郭
▲主郭
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▲主郭
▲主郭西側の土塁
▲主郭西側の横堀へ
▲横堀へ下りる
▲横堀
▲その先は行き止り
▲二郭へ
▲二郭側から主郭へ入る虎口(主郭側から見る)
▲二郭側から見た主郭の虎口
▲主郭東側の堀切
▲西へ戻って二郭(左)へ
▲二郭の虎口
▲二郭(東側は密な竹林)
▲この先に堀切があるはずだが進めず
▲南側から見た二郭
▲二郭から南へ
▲二郭南東の堀切へ
▲堀切
▲二郭北西の堀切へ
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▲二郭へ戻る
▲二郭へ戻る
▲見晴台からの眺望