大洞若子城跡
おおぼらわかこじょうあと (Obora-wakako Castle Ruins)
【C-SZ055】探訪日:2020/10/29
静岡県浜松市天竜区佐久間町相月
【MAP】
〔駐車場所〕
築城年代は定かではないが、高根城の支城の一つとして奥山定吉が城主を務めた。父の奥山定之は高根城を中心に周囲に水巻城,小川城そして若子城を築城し、それら支城に息子兄弟を配して領地経営を行わせた。しかし、定吉は次兄の水巻城主奥山定茂と対立し、1569(永禄12)年、奥山定茂が信州遠山氏と謀って若子城を攻め落とし、定吉は城を追われたという。 城は南北に延びる細長い尾根に築かれ、水窪川とそこに流れ込む小川(沢)によって南側を除いて囲まれている。橋を渡り巨石の切通しを越えると右側に登城口がある。山頂の尾根先端が主郭であり、城主の供養碑を覆うように社が建てられている。尾根南側には堀切が残されている。
【史跡規模】
【指 定】【国 宝】 【国重文】
※本サイトの写真は転用可です(ダウンロードすると、より鮮明に見えます)
▲道路途中の説明板
▲入口
▲沢の横を進む
▲橋を渡る
▲巨石
▲登城口
▲
▲右に主郭、左に堀切
▲堀切
▲登り道途中から見た堀切
▲主郭へ
▲主郭
▲社の内部
▲城主の奥山定吉を祀る
▲下に民家が見える