三ッ山古墳群3号墳
みつやまこふんぐん3ごうふん (Mitsuyama-Kofun Tumuli Group;No.3 Tumulus)
【K-AC131】探訪日:2016/4/2
愛知県小牧市東田中
【MAP】
〔駐車場所〕
三ッ山古墳群は4世紀末~5世紀初頭に築造された方墳3基で構成されていた。しかし、1979(昭和54)年)の国道155号拡幅工事により、北側の2基(1,2号墳)が破壊されることとなった。その際の発掘調査でいずれも1辺約20mの方墳で、墳頂部に割竹形木棺が安置されていたことがわかり、副葬品として銅鏡3面と鉄製武具,農工具などが見つかった。なお、残された3号墳はまだ調査が行なわれていない。
この古墳群を含む一帯は、1584(天正12)年の小牧長久手の戦いの際に、田中砦が築かれた場所でもある。