梶山古墳群
かじやまこふんぐん(Kajiyama-Kofun Tumulus Clusters)
【K-NR197】探訪日:2022/11.19
奈良県桜井市倉橋宇梶山
【MAP】
〔駐車場所〕
1946(昭和21)年に粟原川の支流をせき止めて造られた倉橋溜池のために73基ほどあった古墳群の一部が水没した。うち4基は調査されたが、現在は水没している。辛うじて水没を免れた呼称15C-30と5C-32の2基が倉橋ため池ふれあい公園の雑木林の中に残されている。
15C-30墳は径16mの円墳で、全長8.5m、玄室の長さは3.6m,幅1.6m、羨道幅は1.35mの両袖式の横穴式石室である。出土した須恵器などの副葬品や石材の積み方などから古墳時代後期6世紀後半頃の築造と考えられる。
15C-32墳も円墳で、径9.5m、全長約6.7mで玄室は15C-30墳より一回り大きい両袖式横穴式石室である。15C-30墳と同時期の築造とみられる。いずれも被葬者は不明であるが、規模と数より地方豪族の集団墓地とも考えられる。
【史跡規模】 |
【指 定】 【国 宝】 【国重文】 |
関連時代 | 古墳時代:後期 |
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関連年号 | 6世紀後半 |
関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 | 関連人物 | 系図 |
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和 |