星川砦跡

ほしかわとりであと(Hoshikawa Fort Ruins)

【C-SZ144】探訪日:2024/9.8・10.12

【C-SZ144】星川砦跡 静岡県掛川市大坂

【MAP】

〔駐車場所〕北側に駐車スペースがある。

   築城年,城主は定かではないが、高天神城の南1kmの標高104m,比高50mの丘陵上に位置し、畑ヶ谷西砦,長谷砦と近接しているため、1580(天正8)年10月に徳川勢が高天神城の南方において前進させた砦と関係する可能性もある。ただ、現在は丘陵を南北に道路が貫き、丘陵自体もミカン畑や砂利採取工事で大きく改変されており、どこまでが遺構はわかりづらい。
 改変前に残された縄張り図に基づくと、山頂部の主郭には南面に土塁が付き、東側には腰曲輪が設けられている。さらに主郭から北に向け、幅の狭い2郭が約100mほど延びている。道路の東側にも曲輪らしき削平地があるが、畑の痕跡もあり遺構かどうかは判断できない。

【史跡規模】

【指 定】

【国 宝】 

【国重文】

関連時代 戦国時代
関連年号 1580年
関連人物 系図 関連人物 系図 関連人物 系図

 

【C-SZ144】星川砦跡
 なかなか登り口(登れそうな箇所)が見つからなかったが、北西方向にアプローチできそうな茂みを見つけた。直登すると、特徴ある2郭のところに出ることができる。  

 

【C-SZ144】星川砦跡

 

星川砦縄張図(『静岡県の城跡 中世城郭縄張図集成(西部・遠江国版)』に加筆)

【C-SZ144】星川砦跡 ※本サイトの写真は転用可です(画像をピックすると拡大、コメント表示されます)

北東からの全景 北西側から進入 西側のミカン畑造成地跡と思われる 北へ延びる細長い2郭 主郭 主郭(低土塁が残る) 腰曲輪 道路東側の曲輪らしき削平地