<神皇系氏族>天神系

NK10:中原貞親  磯城黒速 ― 十市磐古 ― 中原有象 ― 中原致時 ― 中原貞親 ― 門司親房 NK12:門司親房

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門司親房 門司親頼

 寛元2年(1244)、幕命によって豊前の地に下向し、門司半島を拠点として関門の交通権を握り、規矩郡のうちのいわゆる片野郷,柳郷,楠原郷などの門司六郷を領した。

 

 南北朝期には、南朝に属した門司親頼が猿喰城を築いて、北朝方についた一族と対立して骨肉の抗争を繰り広げた。親頼は菊池氏と協力して、北豊唯一の南朝勢力として、北朝に属した同族の門司親尚やそれを援ける大内氏を相手に激闘を続けたが、一門の大和守親通の裏切りで、一族郎党七十数名全員討死した。